第3回全国交流会
2019.08.268月8日に長崎の被災協地下講堂で
ヒバクシャ国際署名連絡会の全国交流会を行いました。
約50人、全国16都道府県から仲間が集まりこの1年どんな活動をしてきたのか、
今後どういう目標で活動を進めるかを共有しました。
条約発効まであと一歩
代表を務める日本原水爆被害者団体協議会の田中熙巳代表委員は開会あいさつで、
「8月6日にボリビアが核兵器禁止条約に批准をして25か国となり、
発効まで残り半分となった。どんなに遅くても来年の国連総会までには発効してほしい。
お互いに励まし合うようなとりくみの報告を期待したい」と述べ、会がスタートしました。
各地の報告
宮城では、首長署名のキレイなポスターをつくり
それを足がかりに署名数を上げたいと意気込んでいます。
大阪では「核兵器なき世界へ 映画とトークのつどい」という
映画、トーク、音楽による8時間のイベントを実施し、盛り上げています。
さまざまな取り組みによって核兵器の非人道性を伝え署名を集めていますが、
自治体から署名があつめられていないことが悩みだと話していました。
ネットワークを活かした活動を
キャンペーンリーダーの林田からは
首長が署名していることを街頭でアピールすることで敷居を下げたり、
街頭署名に一緒に立ってもらう、イベントに呼ぶなど
首長から署名をもらったあとそれを活用するのかについて検討してほしいと提案がありました。
また、京都が大学生たちと協力して実現したように
ヒバクシャと出会い、知り合いになってもらえる「ヒバクシャと出会うカフェ」
を全国でチャレンジしてほしいと話ました。
署名は世界で広がっている
長崎「『ヒバクシャ国際署名』をすすめる県民の会」共同代表の朝長万左男さんは
閉会あいさつで、「さまざまな国際会議で、外交官に署名してもらっている場面を目撃した。
長崎の例では、昨年11月に開催した『第6回 核兵器廃絶-地球市民集会ナガサキ』でも、
海外参加者から『ヒバクシャ国際署名』をいただいた。
運動としては大きく成功しつつあるので、目標の大きさにめげずにとことんやり抜こう」
と提案しました。
年に1度ではありますが、さまざまな地域連絡会や団体の取り組みを共有することで
今後のエネルギーになりました。
残り1年。それぞれの場所で協力し合い、目標を達成していきましょう。
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