NY現地リポートvol,3 歌と証言のコンサート

2019.10.12

歌と証言のコンサート

現地時間10日の夜にニューヨークの教会でコンサートと証言の集いを行いました。

夜遅い時間にも関わらず、地元の方を含め、幅広い世代の方が集まってくださいました。

最初に今年の夏にアメリカのクリエイターと一緒に広島で撮影を行い、作成した動画の上映を行いました。この日は、動画の制作の中心を担っていただいたPEAC Institute Youthからアレイ・リズビーさんが登壇し、若者がどうこの問題に関わっていくべきなのかを話をしていただきました。

藤森さんの証言。教会という慣れない場所でのお話だったのでとても緊張していましたが、今回はスライドを使い、より藤森さんの言葉を想像しながら証言を聞くことができました。

そして、今回日本から来日したアーティスト「インスハート」のお二人による演奏です!

3曲披露していただきましたが、2曲は日本語で、生きることを悩む女性の歌と、障がいを持つ子どを授かった母親の歌を歌っていただきました。最後に英語で、被爆者の方の証言を聞いて感じたことを歌にし、平和への祈りを歌ってくれました。

最後の歌の背景や歌詞などは以下をご覧ください。

https://ameblo.jp/insheart/entry-12231463820.html

教会に響き渡る優しい音色にみなさん心を動かされていました。

現在航海中のピースボートに乗船しているメキシコ在住の被爆者、山下泰昭さんは1995年から証言活動を始め、当初は「アメリカを憎んでいるか」とよく聞かれたそうです。山下さんは「誰も憎んでいない。憎しみは憎しみを生むだけだ」と優しく訴えたといいます。全ての人が協力して平和な世界を手に入れることができると信じていることを語ってくれました。

今回のイベントにも参加してくださった女優の東ちづるさんは、高齢の被爆者の方がいつまで頑張ればいいのか、まだ話してもらわなきゃいけないのか、と切実な訴えがありました。ぜひこのイベントのことを、藤森さんとの出会いで感じたことを広めて、理想を思い求めて行動していこうと力強い言葉をくださいました。

最後にPEAC Institute Youthからファテマ・バスーニさんが、藤森さんの証言を受けての感想や、新たな思いを話してくれました。

いろいろなバックグラウンドを持っている方々と同じを舞台を作ることによって、多くの視点から核廃絶の想いを共有することができました。今後もさまざまな分野の方と関わりを持ちながら、活動を続けていきます。

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私も署名しました

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落合恵子

作家・元文化放送アナウンサー

クリフトン・ダニエル

米国第33代大統領ハリー・S・トルーマン孫

ヤン・キッカート

オーストリア国連大使

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斉藤一美

文化放送アナウンサー

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作家、僧侶

サチャ・ヨレンティー

ボリビア国連大使

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