【キャンペーリーダー通信 vol,4】NO NUKES 2019
2019.04.02こんにちは。ヒバクシャ国際署名キャンペーンリーダーの林田です!vol,4では、3月23日に出演した「NO NUKES 2019」について書きたいと思います。
早くも登壇から1週間がすぎたNO NUKES 2019。坂本龍一さん、アジカンのGotchiさん達錚々たるメンバーに囲まれての登壇ともあってその後の反響をたくさんいただいています!
反原発という社会的なメッセージを掲げつつも、イベントは基本的に「音楽フェス」なので、会場の人たちが1時間のトークをどう見るんだろうと不安もありました。しかし、出演後SNSを見ると、僕の話に真剣に耳を傾け、自分ごととして被爆者・核兵器のことを考えてくださる方がたくさん感想をアップしてくれていたのです。
今回の急な登壇決定とあって、会場に国際署名の署名用紙を置くことができず、トークセッションの最後に「オンライン署名」をお願いしました。すると、その日以降の3日間で500名を超える署名が集まっていました。
イベントで話を聞いても、行動に移すのはとてもハードルの高いこと。それを実現した人がこんなにもたくさんいたことに希望を感じます。SNSの反応で「被爆者の方の話を聞いてみたい」という反応も多数いただいているので、首都圏で気軽に被爆体験が聞ける場を早々に設けたいと思います!
「署名用紙が会場に置いてない」とわかった時の登壇者からのツッコミ
今回はちょっと長くなりますが、イベントに来ていたある方のSNSでの感想を紹介します。トークセッションの雰囲気を感じていただければ幸いです。本人にはメッセージを送り掲載許可をいただいています。また、その投稿の引用の間に舞台裏の写真をご紹介したいとおもいます。
トークセッションむちゃくちゃ面白かった
当事者問題
被災者や被爆者ではない人間が
言葉にしたり活動したりすると
“お前は当事者じゃないから本当の痛みはわからない“
と行ってくる輩が出てくる
でも、本当の当事者を遡っていくと
そこには死者しかいない
もしくは
被害を受けた人たちは
自分がそうだと表明した瞬間から起こる
差別やいじめを恐れて
言うことができない現実がある
(事実そうなるから)
だとしたら
そこからドミノ倒しみたいに
外に向かって派生し
被害を受けていないかったとしても
周りの人間が声を上げ、行動することでしか
世界は変わっていかないのかもしれない
もう一つの視点
本当に被害者だけが当事者かということ
必要悪はあるかという問いを前にして
その先に起こるリアルを考えること
が重要という話
自国を守るために
核兵器を持つアメリカに守られるということは
唯一の被爆国である日本が
自分の国を守るために
あの惨劇をどこかの国で
また起こしてもしょうがないと言えるのか
そうやってでも自分の国を
自分の生活を
あなたは守りたいですか
と考えること
被爆地でも被災地でも起こる分断
同じ状況、同じ立場なのに
道を一本挟んで保証や認定が全く異なってしまうリアル
それは決して海の向こうの誰かの話ではない
教科書でしかみたことのない
歴史上の話ではない
今もなお続く私たちの国の話であり
それはいつだって自分のリアルになる話だ
そして、そのリアルを中心に考えて
どんな未来を選ぶのかは
私たち一人一人の選択
だとしたら
やっぱり
自分は当事者なんだと思う
林田くんの話を真剣に聞くあまり
ふんふんとしか言わず
細美武士に心配されたゴッチは
“想像力が抑止力になる“といった
–
それは、子供たちが興味を引くように
地雷を蝶々のかたちにするような
残酷な想像力では
決してない
世界的に“核兵器は非人道的“
という流れになったのは
ここ10年程度の話というのには驚いた
2011年 国際赤十字が「核兵器が使用された場合、誰もその犠牲者を救うことはできないという視点から核兵器は非人道的である」と表明した
つまり人の命を助ける医師が
治療をする事で自身も被爆してしまう事から
目の前に助ける命があっても
誰も助けには行けないという“リアル“
を医師である専門家から表明されたことで
その恐ろしさを世界が知ったという事
細美くんは
賛同者(反対派)だけで話していても
金儲けをしてる奴らには全然関係ない
ネトウヨも賛成派もみんな話せばいい
ライヴ中、来年はこっからこっちが反対派でこっちが賛成派みたいなさ!
って笑ってたけど、
考えとしては絶対本気だと思った
彼のこういうまっすぐさが
本当に目から鱗みたいな
視点を変えるきっかけをくれる
途中から乱入した#エセタイマーズ 達
(歌いもせず、完全にこの時のためだけに準備したあたりが最高だ)
トシロウは
“ゴッチ寝ちゃったかと思った“
と茶々を入れつつ
“この難しい話はこの後の難波さんが
一言で表してくれまーす“
と笑いをかっさらっていった
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