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2020年03月21日

大使館応援ツアー2020レポート:アルジェリア大使館(3ヵ国目)

3月17日午前、大使館応援ツアー2020の3カ国目として、東京都目黒区にある駐日アルジェリア民主人民共和国大使館に訪問して参りました。

アルジェリアはアフリカ大陸の北に位置しており、地中海に面している国です。核兵器禁止条約の交渉会議では条約の採択に賛成し、2017年9月20日に署名しましたが、まだ批准には至っていません。

迎えてくださったのは、モハメッド・エル・アミン・ベンシェリフ (Mohamed El Amine BENCHERIF) 大使、ダラル・ソルタニ公使、ラクハル・アイドゥリ一等書記官です。

大使が、被爆者の和田征子さん(日本原水爆被害者団体協議会事務局次長)のお話に熱心に耳を傾けていらしたのが、とても印象に残りました。アルジェリアは、フランスの核実験の被害を受けたこともあり(アルジェリアのサハラ砂漠では、かつてフランスが核実験を行っていました)、核兵器禁止条約の批准には非常に前向きに考えていらっしゃいました。

対談時間を多く取ってくださり、紹介した「高校生一万人署名活動」についても「核兵器や平和の問題に、若い世代が関心を持ってくれて嬉しい」などのお言葉を頂き、励まされました。また、大使の日本の市民社会と一緒にこの問題に取り組んでいきたいという姿勢が印象的で、今後の活動により一層取り組んでいく意欲を新たにすることができました。

(山崎学園富士見高校 本間のどか)

 

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