【4/11】G7広島サミットに向けた記者会見のお知らせ
世界で、核兵器の脅威が高まっています。
ウクライナへの侵略戦争を続けるロシアは、ベラルーシに核兵器を配備すると発表しました。核による脅しともいえる行為です。一方、北朝鮮はミサイル発射をくり返し、自らの核戦力を誇示しています。こうしたなか日本政府は「抑止力強化」を掲げて大軍拡に乗り出し、日米韓の政府間では「核の傘」協議体の設置が議論されています。
岸田首相は、来月のG7広島サミットで「核兵器のない世界に向けて力強いメッセージを発する」としています。しかし、本当に核兵器の廃絶を求めるのであれば、日本自身の大きな政策転換が必要です。
G7サミットに先立ち、核兵器廃絶をめざして活動するNGOや被爆者団体からなる「核兵器廃絶日本NGO連絡会」として、現在の情勢とサミットに向けた課題についてコメントする記者会見を下記の通り開催いたします。会見では、4月から5月に核兵器廃絶を求めて開かれる主要行事の概要(一覧はこちら)についても説明します。
記
日時 2023年4月11日(火)午前10時~
形式 オンライン(Zoom)
登録 こちらのリンクから事前に登録してください。
(登録後、ミーティング参加に関する情報の確認メールが届きます)
発言(予定)
大久保賢一*(日本反核法律家協会会長)
川崎哲*(ピースボート共同代表、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)国際運営委員)
伊藤和子*(ヒューマンライツ・ナウ副理事長)
高橋悠太(核政策を知りたい広島若者有権者の会(カクワカ広島)共同代表)
田中煕巳*(日本原水爆被害者団体協議会代表委員)
朝長万左男*(核兵器廃絶地球市民長崎集会実行委員長)
和田征子(日本原水爆被害者団体協議会事務局次長)
渡部朋子(ANT-Hiroshima 理事長)
*は、核兵器廃絶日本NGO連絡会共同代表。無印は、同幹事。
内容
1,核兵器をめぐる現在の情勢とG7広島サミットに向けた課題について
2,G7広島サミットに先立ち核兵器廃絶に向けて行われる市民のアクション概要(一覧はこちら)
お問合せ
核兵器廃絶日本NGO連絡会 <nuclear.abolition.japan@gmail.com>
4月11日の記者会見の様子は、以下のように報道されました
2023/04/11 共同通信(西日本ほか) 「核廃絶の具体的成果を」
2023/04/11 東京新聞 核兵器の非人道性、G7首脳は理解を…広島サミットを前にNGOが会見
2023/04/11 長崎放送 「核廃絶への道筋をどう立てるのか」G7広島サミットに向け 国内NGOが記者会見
2023/04/12 中国新聞 「核兵器の非人道性 理解を」NGO連絡会 G7首脳に注文