1月22日(水)16時30分~「核と人類は共存できない」キャンドルアピール@広島
人類の英知で発効した核兵器禁止条約が4年目の記念日を迎える。3月には第3回締約国会議を迎えるが、核被害者の対象拡大など多くの課題がある。
今日の状況は、ウクライナ戦争は3年経てなお泥沼化し、イスラエル・ネタニヤフ政権はパレスチナ自治区・ガザへのジェノサイド攻撃に加え、レバノン、イラン、シリアなど中東に戦火を拡げ、領土拡大の野望をあらわにしている。その間、毎日子どもや女性をはじめとする多くの無辜の民の命が奪われ傷つけられている。
ロシアもイスラエルも核を持ち、使用の威嚇をしており、今や人類を核戦争の危機にさらしている。中東の戦火拡大をはじめとする世界戦争の火種を消し止めなくてはならない。
現実化する世界核戦争の危機にあって、2024ノーベル平和賞は日本被団協に光を当てた。未曽有の非人間的極致の無差別大量虐殺の汚点を人類の歴史に刻んだアメリカの原爆投下による辛酸を舐めながらも、生き残ったヒバクシャは無念の死者たちを背負って立ち向かい闘ってきた。ノーベル平和賞は、築き上げてきた核のタブーが根幹から揺さぶられている現況に楔を打ち込もうと世界に呼びかけるものであった。
私たちは、終わりを見せない世界の核被害者の苦しみと拡大に立ち向かうため、2025年10月に「核の無い未来を!世界核被害者フォーラム」をヒロシマの地で開催するにあたり、核権力と戦う世界の民衆に連帯を呼び掛ける。
私たちはヒロシマから世界に繰り返し訴える!
中東、東欧の戦火拡大の危機を止めよう! 民衆の命の灯を消させない!
核がある限りヒバクシャは増え続け、核戦争の危機をもたらす!
核時代に終焉を!
1500のキャンドルで発信しよう!
日時:1月22日(水)16時30分~18時30分
場所:原爆ドーム前
主催:核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)
内容:核兵器禁止条約発効4周年を記念し、NUCLEAR&HUMANITY CAN’T COEXIST!の文字を1500本のキャンドルで表し世界に発信します。