核なき世界を日本から!「核兵器をなくす日本キャンペーン」発足記念シンポジウム
私たちは今、核兵器のない世界への岐路に立っています。
2010年に発足した核兵器廃絶日本NGO連絡会は、核兵器のない世界を目指し、イベントの開催や政府・議員との対話を重ねてきました。しかし、核保有国による核の威嚇や東アジアの緊張関係の高まりなど、世界情勢が不安定化するなか、核兵器廃絶を実現するためには市民のさらなる働きかけが必要です。
そこで私たちは、唯一の戦争被爆国である日本の核兵器禁止条約への参加を目指す、一般社団法人「核兵器をなくす日本キャンペーン」を立ち上げます(4月1日発足)。その発足を記念するシンポジウムを以下の通り開催します。核なき世界を日本から、日本キャンペーンのこれからの歩みをともに考えましょう。
参加登録はこちらから(オンライン参加は登録不要です)
核なき世界を日本から!
「核兵器をなくす日本キャンペーン」発足記念シンポジウム 概要
日時
4月20日(土)
13:00 開場、13:30〜16:00(終了後、公開記者会見を予定)
16:30〜18:00 交流会
会場
明治学院大学白金キャンパス 3号館地下1階3101教室
(シンポジウムのみオンライン配信あり)
参加費
シンポジウム:無料、交流会:1,000円
プログラム 概要
⚫︎ 基調講演 「終わらない戦禍、それでも核なき世界を目指すには」
安田菜津紀
(認定NPO法人Dialogue for People副代表/フォトジャーナリスト)
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻は、核保有国や核の脅威とどのように世界が向き合うべきなのか、改めて巨大な問いを突きつけました。一方、パレスチナ自治区・ガザへの攻撃が続く最中、イスラエルの閣僚から、核兵器の使用も「選択肢の一つだ」という発言が飛び出しました。こうした情勢にあって、日本からどのような言葉を届けて、どんな行動を持ち寄っていく必要があるのでしょうか?紛争下を生きる人々の写真を通し、現地の息吹を伝えながら、私たちが目指したい未来について考えます。
⚫︎ クロストーク「核兵器をなくす日本キャンペーンのこれから」
なぜ今、日本キャンペーンが必要なのか?日本キャンペーンだからこそ超えられる壁はなにか?私たち一人ひとりにできることはあるのか?広島、長崎の視点も交えながら、日本キャンペーンのこれからを語り尽くします。
永井玲衣(哲学研究者/モデレーター)
渡部朋子(NPO法人ANT-Hiroshima理事長 / 日本キャンペーン理事)
田中美穂(カクワカ広島共同代表 /日本キャンペーン 広島コーディネーター)
林田光弘(日本キャンペーン 長崎コーディネーター)
浅野英男(日本キャンペーン 事務局)
⚫︎ ビデオメッセージ
⚫︎ 挨拶 田中煕巳(日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)代表委員/日本キャンペーン代表理事)
⚫︎ キャンペーン概要紹介 川崎哲(ピースボート共同代表/日本キャンペーン専務理事)
終了後、公開記者会見(メディア登録はこちらから)
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主催
核兵器廃絶日本NGO連絡会、核兵器をなくす日本キャンペーン
後援
明治学院大学国際平和研究所(PRIME)