再びジュネーブより③:国連作業部会、核兵器禁止条約交渉の2017年開始を勧告して閉幕
国連の核軍縮公開作業部会は8月19日(日本時間20日未明)、核兵器禁止条約交渉のための会議の2017年開催を国連総会に勧告することを盛り込んだ最終報告書を、賛成多数で採択して閉幕しました。
全会一致採択が目指されていましたが、土壇場で豪州が投票を求め、「禁止条約交渉会議の2017年開催の勧告があり、それが幅広い支持を得たことを認識した」との最終案が「禁止条約交渉会議の2017年開催を、幅広い支持を得て勧告した」と口頭で修正されて採択されました。禁止条約は時期尚早だと反対し続けた日本は、投票では棄権に回りました。
最終日の様子についての報告はこちらをご覧ください。(文責:荒井摂子@ピースデポ)