核兵器禁止条約への署名・批准を要請~外務省との意見交換会を行いました
核兵器廃絶日本NGO連絡会は9月13日(水)、核兵器禁止条約への対応を中心とする核軍縮・不拡散政策に関する政府との意見交換会を外務省内にて開催しました。意見交換会にはNGO側から11名が出席(名簿はこちら)、外務省からは岡本三成外務大臣政務官と川崎方啓軍縮不拡散・科学部審議官らが出席しました。
冒頭、NGO連絡会が準備した要請・質問書(全文はこちら)について、NGO連絡会の共同世話人である川崎哲ピースボート共同代表が概要を説明した後、同じく共同世話人の森瀧春子・核兵器廃絶をめざすヒロシマの会共同代表と田中煕巳日本被団協代表委員が岡本政務官に対して要請・質問書を手渡しました。安倍総理大臣と河野外務大臣宛と記された要請・質問書の内容について、岡本政務官は「大臣らに確実に伝える」と約束しました。NGO側の要請と質問に対して岡本政務官が最初に総括的に回答し、その後川崎審議官が個別事項について回答しました。意見交換会は1時間10分にわたり、質疑応答では主に川崎審議官が回答しましたが、岡本政務官も最後まで出席し、ときおり回答、コメントしていました。
関連報道
外務省ホームページより
2017.9.13
核軍縮に関する外務省とNGOとの意見交換会
NHK
2017.9.13
被団協 核兵器禁止条約に日本政府も署名要請
朝日新聞
2017.9.14
核禁条約の批准、首相・外相に要請 NGO代表ら
時事通信
2017.9.13
被爆者ら核禁条約参加要望=署名開始前に 外務省