核の非人道性・共同声明をめぐる豪政府内の議論が情報公開法で明らかになりました
核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)がオーストラリア政府に対して、昨年10月の国連総会における核兵器の非人道性に関する二つの共同声明に対する同政府の対応に関する情報公開を求めた結果、公電やメールなど112ページにわたる情報が公開されました。オーストラリアや日本政府がこの問題をどうとらえ交渉してきたかが分かる貴重な資料です。関連報道などをご紹介します。
情報公開された文書は、オーストラリア外務省のウェブサイトからみることができます。
http://www.dfat.gov.au/foi/disclosure-log.html
情報公開文書番号13/19834
http://www.dfat.gov.au/foi/downloads/dfat-foi-1312-F722.pdf
ICANがその解説をしたブリーフィングペーパー(英文6ページ)
中国新聞
核不使用声明 日本、不安抱え賛同 豪外交文書で判明 米「核の傘」考慮
2014年3月12日
朝日新聞
2つの核声明、誕生の内幕 日本だけ両方賛同
2014年3月15日
Sydney Morning Herald
Federal government worked to scuttle New Zealand statement against nuclear weapons
Philip Dorling March 10, 2014