国連総会第一委員会などに向けた日本政府への要請と記者会見のお知らせ
現在、ニューヨーク国連本部では国連総会が開催されています。さらに11月には国際賢人会議、明年5月にはG7広島サミットの開催が予定されています。この機会を捉え、10月6日(木)、外務省とNGO・市民との意見交換会を開催します。意見交換会の終了後、NGO側から提出した要請書の内容や意見交換会の受け止めについて、核兵器廃絶日本NGO連絡会の共同代表らが質問に応じます。
本年は、ロシアによるウクライナ侵攻によって核戦争のリスクがかつてなく高まる中、核兵器に関する重要な国際会議が2度にわたり開催されてきました。6月に開催された核兵器禁止条約第1回締約国会議では政治宣言と行動計画が採択され、核兵器廃絶に向けた前進への強い決意が新たにされたものの、8月の第10回核兵器不拡散条約(NPT)再検討会議では、ロシアの反対により最終文書の合意に失敗し、核軍縮に向けた新たな成果は生み出されませんでした。
これ以上の停滞が許されない核軍縮の前進のために、国連総会や国際賢人会議、G7広島サミットは、日本政府がリーダーシップを発揮しなければならない重要な機会となります。そこで核兵器廃絶日本NGO連絡会は、日本政府に対して、これらの会議への取り組みに関する要請書(こちら)を提出し、政府との意見交換会を開催します。意見交換会には、NGO側から9団体11名が参加する予定です(参加者リストはこちら)。外務省側からは伊藤茂樹・軍縮科学部審議官等が出席します(冒頭部分は、メディアに公開されます)。
記
終了直後記者会見
【日時】10月6日(木)12:15前後から30分程度
【場所】外務省正門前
【形式】ぶら下がり記者会見
【お問合せ】核兵器廃絶日本NGO連絡会(nuclear.abolition.japan[@]gmail.com)
意見交換会の取材について
【日時】10月6日(木)11:00開会
【場所・形式】外務省内会議室にて対面形式
【取材】この意見交換会の外務省における担当課は軍備管理軍縮課です。意見交換会の公開部分の取材を希望されるメディアは、同課までお問い合わせください。