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2017年12月11日

【ノーベルウィーク2017③】トーチ(たいまつ)パレード

オスロ現地時間10日(日)午後のノーベル平和賞の授賞式に続き、トーチ(たいまつ)パレードが行われました。17時30分にオスロ中央駅の駅前広場に集まり、受賞者が宿泊するグランド・ホテルをめざしました。パレードの出発に先立ちゲスト達が受賞を祝うスピーチを行いましたが、その中にはノルウェー政府に核兵器禁止条約の署名を求めるスピーチも含まれていました。

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気温氷点下のオスロの街を照らすトーチの炎は、サーロー・節子さんが授賞式で述べた「核の恐怖の闇夜を照らそう」のイメージそのもの。なかでも日本から参加した被爆者達のパレードは、最も力強いものでした。

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パレードがグランド・ホテルに到着すると、それに応えバルコニーからベアトリス・フィンICAN事務局長とサーロー・節子さんが登場し、参加者に手を振りました。ホテルの周囲は、パレード参加者の「Yes ICAN」の声と「We Shall Overcome」の歌声に埋めつくされました。

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文責:小倉康久(明治大学【国際法】)

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