核兵器の使用で20億人が飢餓のおそれ IPPNWの新報告
核戦争防止国際医師会議(IPPNW)が「核の飢饉」について新しい報告をまとめました。本日12月10日に発表されたアイラ・ヘルファンド博士による報告書は、印パ間で核戦争が起きた場合、世界規模で気温低下などの影響がもたらされ、その結果20億人が飢餓に瀕するとの見積もりを示しています。
「核の飢饉」に関してはIPPNWは昨年にも報告を出ていましたが、そのときの「10億人」の見積もりから、新データを加えて20億人にアップデイトされました。
詳しくはIPPNWブログ(英語)をご覧下さい。こちら
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プレスリリース(英語)はこちら
核使用で20億人飢餓の恐れ 米科学者「廃絶交渉を」
2013/12/10 【共同通信】
中国新聞
核兵器使えば20億人飢餓
国際医師会議が報告 ”廃絶が緊急課題”
2013/12/12 しんぶん赤旗
核兵器の使用がもたらすこのような非人道的な結果は、来年2月13~14日にメキシコで開催される「核兵器の人道上の影響に関する第2回国際会議」にても議論されます。