【日本被団協からの呼びかけ】11月21日「署名の共同提出」と「議員会館前集会」にご参加を!
みなさん、
ことし8月、被爆80年を迎えた広島、長崎で、私たちは核兵器廃絶と原爆被害への国家補償の実現のために、新たな行動の決意を固めました。
核保有国の横暴、戦争、そして核兵器の使用によって、あの日が繰り返されるのではないかという緊張と恐怖を感じずにはいられません。緊迫した国際情勢のもと、わたしたちはノーベル平和賞を昨年受賞しました。「自らを救うとともに、わたしたちの体験をとおして人類を救おう」という決意とそのたたかい、核兵器禁止条約へと結びついた世界を動かす力を、いま世界が求めていると実感しました。
核兵器が何をもたらすのか、被爆者が経験したその地獄は、絶対に繰り返してはならないものです。思想、信条、あらゆる立場の違いをこえて、核兵器の非人道性を多くの方につたえ、ともに日本と世界で訴えていくことが、なによりも重要です。
唯一の戦争被爆国である日本政府は、「核抑止力」論を強調し、核兵器禁止条約にすら署名、批准しようとはしません。そして、日本政府は原爆被害への国家補償を拒み続けています。被爆者が国の償いを求めるのは、戦争と核兵器使用の過ちを繰り返さないという決意をもとめているのです。
核兵器禁止条約に日本も署名し批准する、その決断を迫るために、私たちは以下の行動にとりくむことを決めました。国民共同のとりくみとして成功させるために、みなさんのご参加とご支援を心からよびかけます。概要は以下の通りです。
日本被団協
1. 日本政府に核兵器禁止条約への署名、批准を求める署名の共同提出
日本政府に対して、署名の共同提出を行います。
【日時】2025年11月21日(金) 14時~15時30分
【場所】星稜会館ホール(東京都千代田区永田町2-16-2)
【参加人数】360名(先着、要事前申し込み)
【申し込み】メールにて「参加希望」とご連絡ください(kj3t-tnk[@]asahi-net.or.jp)
2. 衆議院議員会館前での集会
署名の共同提出とあわせて、衆議院議員会館前で日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める集会をおこないます。大結集をお願いいたします!
【日時】2025年11月21日(金)16時30分~17時30分
【場所】衆議院第二議員会館前
【内容】主催者あいさつ、被爆者の訴え、リレートーク、政党・国会議員あいさつ
【申し込み】不要
※ 手作りプラスター、横断幕、キャンドルライトなどをぜひ持参してください。
詳細はこちらをご覧ください。