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2026年07月02日

核保有9カ国が19兆円以上を核兵器に支出(2025年)

 核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)は、2025年に核保有9カ国が核兵器の開発や維持に費やした金額(約19兆80億円)に関する新たな報告書 を出しました。この記事では、ICANの報告書の内容について紹介します。

 ICANの調査結果によると、核兵器を保有している9ヵ国は、2025年の1年間で、合計約19兆80億円(1,190億ドル)を核兵器の開発や維持に費やしました。これは、前年より約2兆6,900億円(168億ドル)多く(前年から19%増)、1秒あたりに換算すると、約60万円(3,768ドル)にも上ります。

 最も多かったのは米国で、他の核保有国すべての合計を上回る約11兆720億円(692億ドル)を核兵器に支出しました。昨年と比べると、約1兆9,840億円(124億ドル)増加しました。支出額の2位は中国で約2兆1600億円(135億ドル)、3位は英国で約2兆160億円(126億ドル)でした。

 核保有国は、今後数十年にわたり核兵器を開発・保有しつづける計画を立てています。それらの計画における核兵器関連支出は、数兆円(数百億ドル)ひいては約160兆円(1兆ドル)を超えます。これらの計画のもとでは、すべての核保有国が、少なくとも2050年まで、場合によっては次の世紀まで、核兵器システムを維持しつづけることになります。

 

 9つの核保有国が核兵器に約19兆以上を費やす一方、世界の99ヵ国は核兵器禁止条約(TPNW)に署名あるいは締約国となり、核兵器の廃絶に向けて取り組んでいます。しかし、日本はいまだ条約に加わっていません。

 核兵器をなくす日本キャンペーンでは、核兵器をめぐる最新の情報や、私たち一人一人にできることを発信しています。ぜひ一緒に学び、小さな一歩から行動につなげていきましょう。

※日本円で記載されている金額は、1米ドル=160円の為替レートで計算されています。

インターン 萩原百南

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