NGO News

2021年08月23日

9.26「核兵器廃絶のための国際デー記念シンポジウム」 安全保障とは何か―パンデミックの時代に考える

核兵器廃絶日本NGO連絡会は、国連広報センターとの共催で「9.26核兵器廃絶のための国際デー記念シンポジウム」を開催します。

開催趣旨

国境を超えたコロナパンデミックの中で、安全保障をめぐる価値観が大きく変化しています。その変化は、無機質で大きな主語で語られがちな、安全保障や核兵器の問題を問い直す機会を提供しています。人間一人ひとりの視点や私たちの実感を大切にしながら、本質的に大切なものは何かを問い直し、「安全」とはいったい何なのか、それをどう「保障」するのかについて考えます

本年は、NO YOUTH NO JAPAN 代表理事の能條桃子さんをメインゲストにお迎えします。また、核兵器や様々な社会課題に関心をもつ大学生が議論してまとめた「提言書」を作成し、それをシンポジウムへの問題提起の1つとし、市民社会、国連、政府による3者のパートナーシップを踏まえて議論を深めます(発表された提言書はこちら)。

日時

2021年9月26日(日)14:00-16:00

開催方式

都内の会場からYouTubeでのライブ配信します。一般公開、無料。視聴はこちらから。

※当日時間になりましたら、上記にアクセスして、ご視聴ください。
※会場には一般聴講席はありません。会場での聴講はできません。
※メディアの方は、人数制限のうえ会場への入場を可能とします。取材のお申し込みは、9月22日(水)正午まで、nuclear.abolition.japan (a) gmail.com 宛にお願いします。

プログラム(全体120分)

  • 開会挨拶(10分):主催者による挨拶、外務大臣メッセージほか
  • 提 言 書(15分):学生による「提言書」の発表
  • 発  言(15分):能條桃子さんによる発言
  • 討  論(60分):登壇者によるパネルディスカッション
  • 閉会挨拶(  5分):主催者による挨拶

登壇者

  • 能條桃子(一般社団法人NO YOUTH NO JAPAN代表理事、慶應大学大学院1年)
  • 根本かおる(国連広報センター所長)
  • 池松英浩(外務省軍縮不拡散・科学部審議官)
  • 高橋悠太(シンポジウム企画責任者、慶應大学3年)
  • 田中煕巳(日本原水爆被害者団体協議会代表委員、核兵器廃絶日本NGO連絡会共同代表)
  • 堀潤(NPO法人 8bitNews 代表理事、ジャーナリスト)【ファシリテーター】

主催・共催

主催:核兵器廃絶日本NGO連絡会
共催:国連広報センター
協力:KNOW NUKES TOKYO

背景と概要

9.26記念シンポジウムは、核兵器廃絶日本NGO連絡会の主催、国連広報センターの共催により、2015年から毎年開催されて参りました。例年、外務省より登壇者を招き、市民社会、国連、政府の3者のパートナーシップによる取り組みとして実施されてきたものです。

本年は、9.26記念シンポジウムに先立ち、首都圏で核兵器廃絶のためのアクションを行うKNOW NUKES TOKYOが主催して、9月上旬に若い世代(U25)を対象としたアンケート調査を行います。結果は、核兵器廃絶に向けて進むべき日本の道筋を、若者の視点を多く取り入れた提言書としてまとめる予定です(後援:核兵器廃絶日本NGO連絡会)。この「被爆国日本のU25による提言書2021」は、登壇者として参加する若者により9.26記念シンポジウムでの議論のために提起されます。

9.26記念シンポジウムは、主催のNGO連絡会と同会の趣旨に賛同する首都圏などの学生が主体となった「9.26シンポジウム実行委員会」(企画責任者:高橋悠太(慶應大学3年))が企画・運営にあたります。

お問い合わせ

核兵器廃絶日本NGO連絡会(nuclear.abolition.japan (a) gmail.com)

フライヤー

メディアによる報道

毎日新聞 「核廃絶」コロナ禍に問う 学生団体が提言書公表へ
NHK   核廃絶や安全保障考えるシンポ 若者たちが提言書を発表

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