
【7月6日 10:30~】ICAN「子ども平和メモリアル」ウェブサイト公開記念イベント
1945年8月の広島・長崎への原爆投下により、3万8000人以上の子どもたちが亡くなったと言われています。子どもを亡くした家族や友達は、喪失感や怒り、生き残ったことへの後ろめたさなどを抱えてきました。
核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)は、昨年8月、「核兵器が子どもたちに与える影響」という報告書を発表しました。それに呼応する形で、7月1日、ウェブサイト「子ども平和メモリアル(Children’s Peace Memorial)」(英語)を公開しました。そこでは、原爆によって亡くなった多くの子どもたち(18歳未満)の「生きた証」を紹介しています。
核兵器は罪のないたくさんの子どもたちの命を奪います。このウェブサイトには、核兵器の使用の危機が高まる世界の中で核を使う、あるいは核を使うと脅すことは、計り知れない数の子どもたちの命を脅かすものでもあるということを世界中の人々や政治指導者に思い起こしてもらいたいという願いを込めました。
ピースボートとICANは、ANT-Hiroshimaと共催で、本ウェブサイトを紹介するオンライントークイベントを開催します。核兵器による子どもの犠牲が持つ意味について、一緒に考えましょう。
≪概要≫
⚫︎ 日時:2025年7月6日 (日)10:30~12:00 ※イベント終了後、メディアブリーフィングを行います。
⚫︎ 参加費:無料
⚫︎ 主催:核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)・ピースボート
⚫︎ 共催:ANT-Hiroshima
⚫︎ 会場:オンライン・Zoom(こちらから登録をお願いします。登録後、ミーティング参加に関する情報の確認メールが届きます。)
≪プログラム≫
⚫︎ 挨拶:ティム・ライト(ICAN 本プロジェクト・リーダー/ビデオ参加)
⚫︎ ウェブサイト紹介:アナリス・ガイズバート(本プロジェクト・リサーチャー)
⚫︎ クロストーク:
・(聞き役)畠山澄子(ピースボート共同代表)
・渡部朋子(ANT-Hiroshima 理事長)
・山口響(「長崎の証言の会」運営委員)
・アナリス・ガイズバート
・メッセージ(ご遺族)ほか
長崎で兄やいとこを失った齊藤武男さん(ビデオ出演)
「(いとこのミヨ子さんは)8年しか生きられず、本当に悔しかったと思う。そしてみんなに忘れ去られてしまうことは、なお悔しい。このように、(このウェブサイトで)世界の子どもたちに見てもらえたら、それは素晴らしいことだと思う。」
※詳細はピースボートのホームページ「7/6 ICAN 「子ども平和メモリアル」ウェブサイト公開記念イベント」をご覧ください。