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2025年07月07日

【8月7日17:00〜】核兵器禁止条約フォーラム 〜核抑止からのパラダイムシフトに向けて〜

 長崎原爆の日を前に、8月7日17:00〜19:00、国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館​​・交流ラウンジにて、第2回「核兵器禁止条約フォーラム」を開催します。

 昨年の第1回フォーラムでは、日本が核兵器禁止条約(TPNW)に参加するための論点について議論し、多くの登壇者が安全保障上の課題を挙げました。

 国際的には、TPNW第3回締約国会議が3月に開催され、核抑止のリスクや不確実性が議論されました。そして、核抑止に基づく安全保障からの「パラダイムシフト(脱却)」の必要性が提起されました。同様に、日本政府が立ち上げた「核兵器のない世界」に向けた国際賢人会議も「すべての国は、核兵器への依存から脱却するために努力し続けなければならない」と提言しています。

 そこで、今年のフォーラムでは、核抑止に依存する安全保障のあり方をテーマとし、核抑止をめぐる様々な論点やその脱却の可能性について議論します。また、そうした議論を通じて、どのようにTPNW推進派と懐疑派の対話を深めていけるかについても考えます。

【概要】
⚫︎ 日時:8月7日(木)17:00〜19:00
⚫︎ 開催方法:対面(アーカイブ配信あり)
⚫︎ 会場:国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 ​​交流ラウンジ
⚫︎ 主催:核兵器をなくす日本キャンペーン
⚫︎ 共催:公益財団法人長崎平和推進協会
⚫︎ 参加費:無料、定員50名(要申し込み、こちらから)
※ 英語の発言については通訳あり
※ 取材を希望するメディア関係者の皆様も上記リンクからお申し込みください

【プログラム】
⚫︎ 主催者・共催者あいさつ
 ・公益財団法人長崎平和推進協会 調 漸 理事長
 ・核兵器をなくす日本キャンペーン 川崎 哲 専務理事
⚫︎ 問題提起
 ・核兵器をなくす日本キャンペーン  浅野英男 コーディネーター
⚫︎ 基調講演「核抑止のリスクと不確実性〜TPNW第3回締約国会議からの問題提起〜」
 ・アレクサンダー・クメント オーストリア外務省 軍縮・軍備管理・不拡散局長
⚫︎ パネル討論
 ・秋山信将(一橋大学 教授)
 ・鈴木達治郎(NPO法人ピースデポ 代表)
 ・向和歌奈(亜細亜大学 准教授)
 ・(進行)浅野英男(核兵器をなくす日本キャンペーン コーディネーター)
⚫︎ 質疑応答
⚫︎ 閉会あいさつ

【お問い合わせ】
Email:info@nuclearabolitionjpn.com(核兵器をなくす日本キャンペーン事務局:浅野)

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