NPT準備委員会に向けた政府要請とイベント開催のお知らせ

来る7月31日からウィーンで開催される核不拡散条約（NPT）第11回再検討会議に向けた第1準備委員会が開催されます。
昨年2月来のロシアによるウクライナへの侵略戦争を背景に昨年行われた第10回NPT再検討会議で最終文書の合意がなされなかったことから、今回の準備委員会への議論に私たちは注目しています。

今年5月のG7広島サミットでは、核兵器問題への世界的関心が集まり、核軍縮についての議論が進むかが期待されました。しかし、G7首脳は「核軍縮に関する広島ビジョン」において、ロシアによる核の威嚇を非難しつつも、核抑止を正当化するような文言が見られました。

NPTは核軍縮・不拡散体制の礎石であり、昨年のNPT再検討会議でもその重要性は各国代表者により繰り返し確認されました。日本も被爆国としてより率先して核軍縮に向けて行動することが求められます。そこで核兵器廃絶日本NGO連絡会は、日本政府に対して、これらの会議への取り組みに関する要請書（こちら）を提出し、政府との意見交換会を開催します。意見交換会にはNGO側から11団体11名が参加する予定です。（参加者リストはこちら。事前発表のものから更新がありました）。外務省側からは林 美都子・軍縮不拡散科学部審議官等が出席します（冒頭部分は、メディアに公開されます）。
*冒頭部分への取材をご希望の記者の方は入構登録が必要です。
**意見交換会内容についてのお問い合わせは、NGO連絡会へお願い致します。
***一般の方は下記イベントへのご参加のみになります。

意見交換会後は、議員会館会議室にて記者会見を含めた市民による討論会を開催します。議員会館にて、「NPT準備委員会に向けた市民の討論会」を行い、日本がとるべき政策を論じ、同日の外務省との意見交換会の概要を報告し、日本のNGOとしての活動の方向性を探るイベントを開催します。ぜひ現地やオンラインにお集まりください。

記

終了後記者会見/イベント
このイベントは一般の方に広く公開されます。ふるってご参加ください。
【日時】7月18日（火）15:30-17:00
【場所】衆議院第2議員会館、第1会議室（15:15から、1階ロビーで通行証を配布します）
【形式】対面およびYouTubeでのオンライン配信（リンク下記掲載）
【主催】核兵器廃絶日本NGO連絡会
【お問合せ】核兵器廃絶日本NGO連絡会（nuclear.abolition.japan[@]gmail.com）

意見交換会の冒頭メディア公開部分について（記者の方のみ）
【日時】7月18日（火）13：30開会
【場所・形式】外務省内会議室にて対面形式
【入構登録】この意見交換会の外務省における担当課は軍備管理軍縮課です。意見交換会の公開部分の取材を希望されるメディアは、7月14日（金）正午（厳守）までに入構登録を完了する必要があります。同課までお問い合わせください。
要望書の内容やNGOの受け止めについては核兵器廃絶日本NGO連絡会（nuclear.abolition.japan[@]gmail.com）までお問い合わせください。