ユース・インタビュー|前田将太さん
今回は、核兵器をなくす日本キャンペーンのインターンとして6月から9月まで活動していた前田将太さんに、お話を聞きました。
Q1. 前田さんはどんな人ですか?
私は石川県金沢市の生まれで、東京育ちです。金沢には2歳くらいまでしか住んでいなかったので、実は全く記憶がありません。
部活は、小学校・中学校・高校を合わせて7年間、合唱部に所属していました。趣味は将棋で、6歳くらいから続けています。小さい頃の夢は将棋のプロになることでした!
最近は、カリンバという楽器を練習し始めました。アフリカ発祥の、とっても綺麗な音色の楽器です。
行ってみたい国はたくさんありますが、あえて挙げるならオランダです。ゴッホの絵が好きなので、オランダの美術館に行ってみたいと思っています。現在は、アメリカ・カリフォルニア州にあるアメリカ創価大学で勉強しています。
座右の銘は「人間万事塞翁が馬」です。平たく言うと、良いことと悪いことは交互に訪れるという意味で、良いことがあっても油断せず、逆に悪いことがあっても次は良いことが起こるはずなので、落ち込みすぎないようにしています。

Q2. 核兵器をなくす日本キャンペーンを知ったきっかけはなんですか?
私がこの問題に興味を持ったきっかけは、高校生の時に参加したクリティカル・イシューズ・フォーラム(CIF)という会議です。アメリカ・ロシア・日本の高校生が集まり、核兵器問題について勉強する場でした。核兵器が使われた時の重大な被害や、国際関係・安全保障・哲学・国際法など様々な分野が複雑に絡み合ったこの問題の奥深さを知り、どうしたら核兵器をなくせるのかを追求したいと思いました。

その後、大学でも軍縮問題を中心に勉強し、アメリカのシンクタンクやNGOなどとも関わりを持つことができました。
核兵器をなくす日本キャンペーンの活動は、前からSNSなどを通して知っていました。特に、国会議員への働きかけやユースも巻き込んだ活動に勢いを感じていました。今回、夏休みに日本に一時帰国するタイミングで自分もキャンペーンに参加したいと思い、インターンに応募しました。
Q3. インターンではどんな活動をしましたか?
インターンでは、核兵器に関する様々なリサーチとレポート作成を主に行なっています。例えば、もし核兵器が使われたら私たちが住む日本にどのような影響・被害があるのかや広島での平和記念式典において歴代の首相が非核三原則にどのように言及してきたかなどについての記事を書いてきました。
英語の文章や学術的な資料を読まないと普段は伝わってこないことを、自分の言葉で噛み砕き、核兵器問題にあまり詳しくない人も含め多くの人が読みやすい形にまとめて発信する。そうやって核軍縮に興味を持ち、賛同してくれる人を一人でも増やしたいとの思いで取り組みました。

Q4. 一番印象に残っているインターンの活動はなんですか?
いちばん印象に残っているのは、8月9日の原爆投下の日に合わせて長崎に行かせていただいたことです。中国・北朝鮮の核問題等を専門とする先生方による「核兵器禁止条約フォーラム」や、日本被団協の結成70周年祝賀会などに参加させていただいたことは、とても貴重な経験になりました。また、原爆投下の時刻に合わせて、長崎の被爆樹木についてライブ配信で解説させていただく機会もありました。
長崎で核軍縮に取り組む若い世代の方や被爆者の方とお話をするとともに、8月9日を初めて被爆地で迎えた経験は、かけがえのないものです。

Q5. インターンから学んだことはありますか?
一見難しく思える核兵器の問題について正しく勉強して、それを多くの人に興味を持ってもらえるような言葉にして伝えるためのリサーチ力・発信力が身についたと思います。
また、日本キャンペーンに関わる方々がこれまで築いてきた、核軍縮に取り組む様々な団体や個人とのネットワークのおかげで、核廃絶という志を同じくする多くの方々と知り合うことができました。

Q6. 核兵器をなくす日本キャンペーンに関心を持っている人にメッセージをください
核兵器をなくす日本キャンペーンは、本当に温かいチームです。核兵器廃絶って難しそうと思うかもしれませんが、キャンペーンに関わる一人一人が強みを生かしながら、同じ目的のために日々楽しく活動しています。核廃絶って楽しい、ときっと思えるはずです!
また、日本キャンペーンが行なっている国会議員への働きかけや発信活動など、地道な一つ一つの活動を通して、核廃絶を目指す声の連帯は確実に強まってきていると肌で感じました。だからこそ、大きなやりがいも感じると思います!
聞き手:大石雅人(インターン)
