Youth Interview ②:中島優希さん
今回は、核兵器をなくす日本キャンペーンのボランティアとして日々活動してくださっている中島優希さんに、お話を聞きました。
Q1. 中島さんはどんな人ですか?
私の出身は餃子、葛餅、ホルモンが美味しい江東区の亀戸です。好きなご飯のお供は納豆、特にたまご醤油の納豆が一番好きです。趣味は韓国ドラマを見ることで『キム秘書は一体なぜ』が好き。行ってみたい国は趣味と関連して韓国です!
私は4人家族の長男で、小さい頃から足が早く、かけっこでは1回しか負けたことがありません。高校まで野球をやっていて、左利きなのでピッチャーをしていました。好きな野球選手は丸佳浩選手です。ですが、来世ではバスケをやってみたいです。なぜなら大学の時に『スラムダンク』を見てとても興味を持ったからです。
好きな言葉は「やっぱり平和がナンバーワン」!実はこの言葉には引用元があり、明治大学の掛け声である「やっぱり明治がナンバーワン」から引用しています。
Q2. 核兵器をなくす日本キャンペーンを知ったきっかけはなんですか?
私がそもそも核兵器の分野に関わるきっかけになったのは、大学在学中に所属していた学生団体で行った長崎旅行で原爆資料館を訪れたときに、そこで見た資料に憤りを抱いたからです。武器を持たない市民が大勢亡くなったこと、現在世界に核兵器が1万発以上持っていることなどを知り、核兵器の分野にもっと足を踏み入れたいと考えました。
その後に学生団体で活動していく中で、高橋悠太さんに出会いました。高橋悠太さんのSNSを見て、核兵器をなくす日本キャンペーンが発足するのを知り、ボランティアを募っていたので参加しました!
Q3.ボランティアではどんな活動をしていますか?
私がやっているボランティア活動は、映画上映会などイベントの企画・運営、シンポジウムや議員討論会の裏方、ユース向けのイベントの企画など。NPTやTPNWの国際会議の議論やサイドイベントの様子などを日本に中継配信する取り組みで、司会も務めます。ちなみに私の最初のボランティアは、核兵器禁止条約第2回締約国会議の渡航前に行われた記者会見のお手伝いで、会場設営や受付をしました。
私がボランティアをやっていて一番印象に残っているのは、2024年に日本被団協がノーベル平和賞を受賞した時に、オスロや東京、広島、長崎の中継をしたことでした。みんなで受賞を喜び合い、今まで頑張ってきてくださった被爆者の方々の努力が報われた瞬間を見ることができたと同時に、努力を継続させることの大切さを被爆者の方々から学びました。

Q4. 中島さんが中心となった活動はありますか?
私は5月23日に開催された核兵器をなくすユース新歓2026「あつまれ!未来のピースメーカー!in Shibuya」の発案をしました。このイベントでは、平和や核廃絶に取り組むユースをはじめ、さまざまな団体が一同に会し、平和や核廃絶というテーマに関心のあるユースの「どのような団体があるか知りたい」、「ユース同士でつながりたい」という声に応えることを目標にしました。
私がこのイベントを発案した理由は、学生団体でやってきた核廃絶の活動に社会に出たら全く関わらなくなってしまうのはもったいないし、続けることが大事だと思っているからです。「これから活動をしてみたい」、「活動を何らかの形で続けていきたい」と思うきっかけを作れるイベントを開催したいと考え、多くの団体に声をかけ、新社会人や新大学生の宿木になれればと思い、このイベントを発案しました。

私はプログラムチームを率いました。初開催となるこのイベントだったので、自分たちは一体何をすれば良いのかわからないなか、創価大学のNon Nuclear Network(NNN)と共同して暗闇を進むように企画を進めました。お互いを知り、たくさん対話を重ねれば、何気ない出会いから大きなことができると期待して活動しました。
イベントの第一部では、お互いのきっかけを知ることを重視しました。同じ分野に興味を持っている人たちがお互いに励まし合えることができればと考えました。核廃絶の活動は人が少ないので、「仲間がいるよ」という思いを伝えたかったのです。
第二部では、団体ブースを回ってもらった後にクイズをやろうと考えていたのですが、来てくださった方々の熱い議論を受けて、クイズをすることは叶わないということもありました。第三部の交流会では、来てくださった方に楽しく参加してもらえるようにお菓子を出すなど、工夫しました。
イベント開催にあたって、ブース出展してくださった6団体に加え、協力してくださった全14団体の方々、当日出展することはできなくてももポスター展示に協力くださった方々に感謝しています。
イベントを通じて、核兵器をなくす日本キャンペーンに新たな大学生が参加してくれました。また、グループワークに参加した社会人の方からは、「若者が主体のイベントで、若者と議論できて良かった」、「このようなイベントにまた参加したい」という意見も聞けました。私たちが狙っていたことが実現できた、とても有意義なイベントだったと思います。
Q5.ボランティアから学んだことはありますか?
私が核兵器をなくす日本キャンペーンでボランティアをしていて学んだことは二つあります。一つ目は様々な団体や個人とつながれたこと。二つ目は人前で話せるようになったことです。
核兵器をなくす日本キャンペーンを通して、核廃絶を目標に掲げつつ、様々なコンセプトを持っている団体と出会い、とても広いつながりがあるのだと知りました。また、核兵器をなくす日本キャンペーンで知り合ったボランティア同士でつながり、多くの人と出会えました。
その中には、広島・長崎出身の方をはじめ、自分の地元の歴史を学び、それを伝えていこうという信念を持つ方が多くいらっしゃいます。私は感銘を受けて、自分の地元のことを学ぼうと江東区にある東京大空襲戦災資料センターでボランティアに取り組み、「核兵器と空襲に接点があるのでは」という新しい視点を得ました。

また、私は高校時代、あまり人と話すことが好きではなかったのですが、核廃絶の市民社会に飛び込んでいく中で、それが変わりました。たくさんの人と語り合ったり、人前で話したり、司会をさせていただいたり機会が増えたことにより、人前で話すこと嫌いではなくなり、自分に自信をつけることができました。
Q6. 核兵器をなくす日本キャンペーンに関心を持っている人にメッセージをください
核兵器をなくす日本キャンペーンは、核廃絶のために何かしたいと心の奥底で感じているが、何をしたら良いのかわからないという方や、一人で何かするのは不安という方にとって、とても良い環境だと思います。核兵器をなくす日本キャンペーンは超地域、超世代で活動しているので、日本のどこで暮らしていようと何歳であろうと参加することができます。色々なバックグラウンドを持つ方が活動していますが、皆さん核なき世界と平和を願っている方々です。自分にできることから参加するというコンセプトなので、まずは気になったらイベントやボランティアに参加してみてください!
聞き手:大石雅人(インターン)